「もう仕事したくない」そう思ったときに読みたい言葉がここにある|上阪徹『プロ論』

おもしろい本

世の中で「成功している」と言われるプロの人たちは何を考えて仕事をしてきたのか。

 

日々輝かしい姿ばかりが取り上げられるプロたちも、裏では猛烈な努力を続け、日々困難を乗り越えてきている。

 

誰もが最初からスターの道を歩んできたわけではなく、環境に恵まれてきたわけでもなく、むしろ不遇からスタートしたプロたちの方が多いだろう。

 

そんななか、彼らは何を思い、何を見て仕事をしてきたのだろうか。

 

彼らの「プロ論」を、ブックライター「上阪徹」によるインタビューで切り取ったのが、本書『プロ論』だ。

 

数々の壁に直面し、それでも歩みを続けたプロたちの言葉は、毎日やるべきことに追われ、モチベーションを失いかけた人の心を、心地よく立ち直らせるに違いない。

 

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各界のスターたちの「プロ論」がまとまった充実の6ページが連続する

『プロ論』は雑誌『B-ing』に連載されたインタビューを3冊にまとめたものだ。

 

インタビューを受けたプロたちは、名前を見るだけでも錚々たるメンツである。

 

日産:カルロス・ゴーン、楽天:三木谷浩史、作詞家:秋元康、ライター:糸井重里、アナウンサー:古舘伊知郎、学者:養老孟司など。

 

ふつうに生活しているなかでは到底知りえないプロたちの仕事に対する考えが、それぞれたった6ページにまとまっている。

 

言わずもがな、その濃密度は半端ではない。

 

「出世、大好き。」だって

いいじゃない。

自分が何を求めているか、

高らかに宣言しなさい

ーー糸井重里『プロ論』

「成功の哲学」を学ぶ

『プロ論』では、それぞれのインタビューの最後に、プロたちの「成功の哲学」が一言で表されている。

 

ここではふたりの成功の哲学を紹介しよう。

 

成功を手にしている人は

行動し、実行できる人

ーー秋元康『プロ論』

絶対に悲観的にならないこと。

運はプラス志向の人に行く

ーー藤子不二雄A『プロ論』

 

「成功の哲学」として語られる言葉は、往々にしてプロたちが挫折を乗り越えたときに力となった言葉であることが多い。

 

だれもが諦めたくなるほど厳しい困難のなかで、プロたちが心に刻みつけた言葉には、明日への一歩を踏み出せずにいるボクたちに、前向きなヒントをくれる。

 

どこから読んでも力をくれる。7章構成の『プロ論』

本書は雑誌に連載したインタビューを、テーマごとに大きく7つの章に再構成している。

 

第1巻では、プロたちからのメッセージごとに章組みがされている。

 

  1. 会社で頭ひとつ出たいとき
  2. 会社を辞めるべきか迷ったとき
  3. やりたい仕事が見つからないとき
  4. 働くことがイヤになったとき
  5. 仕事でヒットを飛ばしたいとき
  6. 苦しい時期を乗り越えたいとき
  7. 好きなことで食べていきたいとき

 

どこから読んでもかまわない。

 

それぞれのページで、プロたちそれぞれのメッセージが、読者の背中を押し、ときに優しくも厳しく包み込んでくれるだろう。

 

一冊以上の重みと深みのある『プロ論』。

 

仕事に悩んだときに、ぜひ手にとってほしいバイブルである。

 

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