こんにちは、superwriterです!
ボクは普段、月6万円の生活費で暮らすミニマルコストライフを送っています。
そんな生活を送ることができているのは、実は「断捨離」を上手に使っているからでもあるのです。
断捨離というと、要らないものをとにかく捨てていくことというイメージがありますよね。でも断捨離の意味はそれだけではありません。断捨離の本来の意味を理解すると、断捨離と節約が結びつく理由がはっきり分かりますよ。
それでは、断捨離の具体的なやり方、どうして節約につながるのか、について見ていきましょう!
この記事で分かること
・断捨離のやり方
・断捨離で節約するやり方
「断捨離」の本来の意味
それでは、断捨離の本来の意味とは何でしょうか? 断捨離を世間に広めた第一人者である、やましたひでこさんのHPから、その定義を引用してみました。
断捨離とは、モノへの執着を捨てることが最大のコンセプトです。モノへの執着を捨てて、身の周りをキレイにするだけでなく、心もストレスから解放されてスッキリする。これが断捨離の目的です。
つまり、「モノを捨てる」ことが断捨離なのではなく、「モノへの執着心を捨てること」の結果として「モノを捨て」たり、「心がすっきり」したりするわけです。
そのため、ただ「モノを捨てる」ことを意識するのではなく、まずは「捨てられない」という「執着心を捨てること」を意識してみましょう。
断捨離のやり方
それでは、断捨離の本来の意味をおさえながら、具体的な断捨離のやり方を見ていきましょう。
基本的には、
1.断捨離の基準を決める
2.片づける場所を決める
3.仕分けする
この3つの手順に沿って断捨離を行っていきますよ!
断捨離をする基準の価値観を決める
まずは、断捨離をする前に、自分のモノが「必要か」「不必要か」を判断するための基準を決める必要があります。
そうでないと、どれが必要で、どれが不必要なのかの基準があいまいになってしまい、結果的にモノを処分できないという状況に陥ってしまう可能性があります。
皆さんも、部屋の片づけをしようと思っていたのに、どれもいつか使うような気がして、結局あまり捨てることができなかった、という経験がありませんか?
そうならないためにも、断捨離のすべての基準となる軸を決めておきましょう。
その基準を決めるためには、あなた自身の価値観をはっきりさせる必要があります。
例えば、音楽を聞くことが大好きでどうしても譲れない趣味だという人にとって、たくさんのCDや、好きなアーティストのグッズなどは絶対に捨てたくないものでしょう。
しかし、たいして音楽が好きなわけではない人にとってはどうでしょうか?
なんとなく流行に乗って買ってしまったCDや、その場のノリで買ってしまったグッズがあるかもしれません。そういったモノは、思い切って処分できそうです。
断捨離の基準としては、こうした「自分が楽しく生きていくのに本当に必要かどうか」をもとに選ぶと良いでしょう。
それでも捨てられないモノがある場合には、絶対に断捨離できるフレームワークを伝授しますよ!
絶対に断捨離できるフレームワーク
・1年間使っていないもの→不要品
・これからしばらく使わなくて後からでも買えるもの→不要品
・他のモノで機能を代替できるもの→不要品
このフレームワークさえあれば絶対に断捨離をすることができますよ!
断捨離をする場所を決める
断捨離をするための基準が決まったら、次は実際に断捨離をしていく「場所」を決めていきましょう。
「どこから断捨離をするか」をはっきりさせておくことで、中途半端なまま諦めてしまうことが減りますよ。
例えば、漠然と「部屋の片づけをしよう」と思っていると、片づけたい場所が多すぎてモチベーションが下がってしまうことってありませんか?
でもそうではなく、「本だなを片付けよう」「押入れの右下を片付けよう」と考えてみると、とりあえず「そこだけでも片付けよう」という気持ちになりますよね。
どこから断捨離をするか決めておくことで、モチベーションを維持することができます。
では、どこから断捨離をすると効果的なのでしょうか?
まず断捨離をするべきところは
・大きなモノがあるところ
・同じ種類のモノがたくさんあるところ
この2つの場所です。
大きなモノがあるところから断捨離をしていくと、物理的に部屋の中がすっきりするという効果があります。
例えば、クローゼットの中の大きな範囲を占める「コート類」なんかは、大きなモノの代表かもしれませんね。
他にも、使っていない「家電」や「スポーツ用具」なども大きな範囲を占めていますよね。
大きなモノがなくなると、たいして片づけをしていないのに、一気にきれいになった気がしますよ。
次に、同じ種類のモノがたくさんあるところとして代表的なのは、本棚(本・CD・DVD)、クローゼット(服)です。
これらのモノって、買ったその時は欲しかったんだけど、後から要らなくなってしまったモノが多くありませんか?
また、欲しいと思って買ったのに、実は同じようなモノをすでに持っていた、なんてこともよくあります。
そこで、同じ種類のモノがたくさんあるところから片づけていくのもおすすめです。
さあ、ここまで読んでいただいた方は、少し気がついているかもしれません。
実は、クローゼットの中というのは、これらの優先的に断捨離をすべき要素をすべて満たしているのです!
そのため、どこから始めるか迷ったときには、クローゼットの中を選ぶと間違いないでしょう。
すべてのモノを床に並べよう
断捨離をする場所が決まったら、そこにあるモノをすべて床に並べてしまいましょう。
1つの例外もなく、すべて床に並べてください。
例えば、クローゼットの中の断捨離をするなら、夏服も冬服も、コートもボトムスもすべて並べてしまいましょう。
すべて並べてしまうことには、実はこんなメリットがあります。
・どれだけたくさんのモノがあるか一目で分かる
・すべてのモノを同じように判断できる
クローゼットの中をすべて床に並べたら、そりゃあとんでもない量になることは間違いありませんよね。
でも「それだけ自分がたくさんのモノを持っているんだ」ということを、感覚的に理解することが、なによりも重要です。
また、こうやってすべて同じ場所に並べてしまうと、すべてのモノを同じように判断することができます。
例えば、クローゼットの中を1段ずつ断捨離していったら、1段目では必要だと思ったのに、2段目を開けたら要らないモノに変わってしまったなんてことはありませんか?
すべてのモノを並べてしまえば、こうした二度手間がなくなります。
1つのモノが必要かどうかを、他のすべてのモノと一緒に比べて判断することができますよ。
モノを「必要」「キープ」「不要」に仕分けしよう
それでは、これから実際に断捨離を行っていきましょう。
最初に決めた断捨離の基準に沿って、床に並んだモノを3つに仕分けしていきます。
それは「必要」「キープ」「不要」の3つです。
「キープ」とは、必要か不要かはっきり判断できない、少し悩んでしまうというものを、とりあえずキープしておくための仕分けです。
まずは本当に必要なモノと、本当に不要なモノを明らかにしたいので、悩んだモノはとりあえずキープしておきましょう。
ひとまずの仕分けがすべて終わったら、次は「キープ」しておいたモノの断捨離をします。
キープしておいたモノの中から、また「必要」「不要」に分けていくのです。
この時には、さらなるキープをしないようにしましょう。
これ以上キープしてしまうと、断捨離がいつまでも終わりません。
もしキープの仕分けが難しい場合は、ここでやめてしまうというのも、1つの手です。
少し時間をおいて頭を整理してみると、意外と必要・不要がはっきりと分かるようになったりしますよ。
断捨離をした後のやり方
断捨離がすべて終わっても、実は断捨離は終わっていません。
不要と判断したモノたちを処分しなくてはならないからです。
しかし、不要なモノだからといって、すべて捨ててしまうのはもったいないですよね。
実は、不要なモノを処分する方法はたくさんあります。
・リサイクルショップに売る
・フリマアプリで売る
・誰かにあげる
・捨てる
実は、大型家具や、自転車、バイクなどを処分するときには、粗大ごみ代、廃車代などなど、捨てるためにお金を払わなくてはならない場合があります。
そこで、「捨てる」以外の選択肢がいきてくるのです!
リサイクルショップに売る方法
不要品のほとんどは、リサイクルショップに売ることができます。
全国的に有名なのは、
・セカンドストリート
・ハードオフ
の2つのチェーン店ですね。
ここに持ち込めば、だいたいのモノは買い取ってもらえます。
また、セカンドストリートでは、大型のモノであれば、自宅への買い取りサービスをしている場合もあるので、お近くのお店が対応してくれるかどうか、電話してみると良いですよ。
また、より専門的なリサイクルショップに売るという方法もあります。
例えば、
・本/CD/ゲーム→BOOKOFF/ゲオ
・服→古着屋/買ったブランドショップ(下取り)
・クオカード/チケット→金券ショップ
これ以外にも、不要品を専門的に買い取ってくれるお店がたくさんあります。
そこで、より高値で買い取りをしてほしいときには、こうしたお店に行ってみると良いですね。
フリマアプリで売る方法
ちょっとしたモノなら、フリマアプリで売ることをおすすめします。
フリマアプリとは、
・メルカリ(総合的)
・メルカリカウル(本/CD)
・ジモティー(直接やり取り可能)
などたくさんの種類がありますが、基本的にはメルカリを使っておけば間違いありません。
フリマアプリを使えば、ほとんどの場合で、リサイクルショップに売るよりも高く売ることができます。
自分自身がリサイクルショップとなるような感覚なので、自分の好きなように価格設定をすることができるからです。
しかし、フリマアプリにもメリット・デメリットがあります。まずはそれを整理しましょう。
メリット
・リサイクルショップよりも高く売れる
・お店に行かなくても自宅で完結する
デメリット
・必ずしも売れるとは限らない
・自分で出品/発送をしなくてはならない
たしかにデメリットはありますが、リサイクルショップの何倍も高く売れるというメリットが強烈なので、ボクとしてはフリマアプリの利用をおすすめします。
ボクは本を中心にメルカリを使って不要品を売りましたが、1ヵ月で1万円ほどの利益が出ました。
誰かにあげる
この方法はとっても簡単ですね。友達や家族、先輩後輩で、受け取ってくれる人がいたら、あげれば良いだけです。
この方法だと、大型の家具や、処分に困る家電・バイクといったモノを、お金を支払うことなく処分することができます。
また、もらった方にとっては不要品ではなく、必要なモノなので、お互いに利益があります。
ただし、バイクなどは軽自動車税などの関係で、譲渡手続きが必要になりますので、お住いの役所への届け出を忘れないようにしてくださいね。
不要なモノを捨てる方法
上記のすべてを使っても処分しきれなかったモノは、残念ながら捨てることになります。
捨てる際には、自治体の指示に従って捨てれば良いのですが、特殊なモノ、大型のモノには特に注意しましょう。
例えば、本だなやテーブルなどの家具を捨てるときには、粗大ごみとして廃棄料を支払わなくてはなりません。
大きさによっていくらかかるかは異なりますが、基本的には粗大ごみシール(1枚400円)をコンビニなどで購入し、ごみに出さなくてはなりません。
しかし、自治体によっては、ごみ処理場に直接持っていくことで、いくらか廃棄料が安くなる場合もあります。
すぐに粗大ごみにしてしまうのではなく、お住いの地域のごみ処理場に確認してみると良いですね。
断捨離を継続できる仕組みをつくる
実は、すべての過程を終えて、家がきれいになった後も、断捨離はまだまだ続いていきます。
最初に説明しましたが、断捨離はただモノを捨てることではなく、「モノへの執着心を捨てること」です。
いくらきれいに片づけをしたとしても、そのあとにまたモノが増えては意味がありませんよね。
そこで、断捨離を継続できる仕組みをつくりましょう。
不要なモノを買わないという断捨離
モノへの執着心を捨てるということは、すなわち「不要なモノを買わない」ということにもつながります。
むしろ、断捨離の本当の効果は、不要なモノを買わないことにあると言う人もいるくらいです。
どんなときでも、モノを買う前に、「本当にこれが必要なのかな?」「他のモノで代替できないかな?」と考えてみるようにしてください。
そうすれば、自然と断捨離ができるようになりますよ。
またこれは根本的な節約にもなります。
不要なモノを買わないということは、「不要なお金を使わないということ」でもありますよね。
断捨離は、節約にもつながることなのです。
定期的に断捨離をする
断捨離を継続するためのシステムとして、定期的に断捨離をすることもおすすめです。
多くの人は、年に1度、必ず大掃除をすると思いますが、それをもう少し頻繁にやってみましょう。
しかし、大掃除ほどしっかりやる必要はありません。
少しずつ断捨離をしていけば、そもそも大変な片づけにはならないからです。
ボクのおすすめは、1ヶ月に1回の断捨離です。週末のどこか1日を使って断捨離をしてみてください。
1ヶ月に1回ならできる気がしませんか?
まとめ
断捨離は続ければ続けるほど、自分の毎日に良い変化をもたらしてくれます。
不要なモノを持たないようにすれば、その分必要なモノ、好きなモノに時間とお金をかけることができます。
必要な大好きなモノにだけ囲まれる生活は、とても楽しい毎日です。
また、自分にとって何が必要なのかを考える過程では、より深く自分のことを知ることもできるようになります。
そうすれば、自分が悩んだとき、立ち止まったときにも、おのずと答えが出てくるようになりますよ。
さあ、ぜひ断捨離を実践してみて、まずはお部屋の中をきれいにしてみませんか?
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